2015-08-01から1ヶ月間の記事一覧

【読んだ】稲葉振一郎『経済学という教養』

■名著ですよね。ハイコンテクストな事もやりつつ、普通の意味で経済の言説のマッピングがされてるのでめっちゃ重宝しそう。経済に限らず、各論だけ悪戯にかじってるとレトリックの巧さに引きづられますよね。「専門性への敬意」を噛みしめつつ濫読していきま…

【読んだ】宇沢弘文『自動車の社会的費用』

フリードマンの論敵だけあって近経への批判が主軸。40年近く前の本なんで当然その後の議論も見ないとダメだけど、「トリクルダウンは幻想、ってか負の外部性を考慮できてない」「所得保障は結局ダメ、社会共通資本で行きましょう」「自動車はカス」「っつー…