【読んだ】宇沢弘文『自動車の社会的費用』
フリードマンの論敵だけあって近経への批判が主軸。40年近く前の本なんで当然その後の議論も見ないとダメだけど、「トリクルダウンは幻想、ってか負の外部性を考慮できてない」「所得保障は結局ダメ、社会共通資本で行きましょう」「自動車はカス」「っつーか自動車はカス」と書いてあったんだと思う。この辺の話を素人が何か言うのは本当にgkbrですが、しかし例えばBIの議論とか見てても素朴に「え、それって物価上がんじゃね?この辺ってどうなってんのBI論の人は」とか思ってたんだけど、それも強ち見当違いではないっぽい。
- 作者: 宇沢弘文
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1974/06/20
- メディア: 新書
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