【読んだ】宇沢弘文『自動車の社会的費用』

自動車の社会的費用 (岩波新書 青版 B-47)
フリードマンの論敵だけあって近経への批判が主軸。40年近く前の本なんで当然その後の議論も見ないとダメだけど、「トリクルダウンは幻想、ってか負の外部性を考慮できてない」「所得保障は結局ダメ、社会共通資本で行きましょう」「自動車はカス」「っつーか自動車はカス」と書いてあったんだと思う。この辺の話を素人が何か言うのは本当にgkbrですが、しかし例えばBIの議論とか見てても素朴に「え、それって物価上がんじゃね?この辺ってどうなってんのBI論の人は」とか思ってたんだけど、それも強ち見当違いではないっぽい。

自動車の社会的費用 (岩波新書 青版 B-47)

自動車の社会的費用 (岩波新書 青版 B-47)