【読んだ】大山エンリコイサム『アゲインスト・リテラシー』
作品論をやろうぜ、とゆー事かと。インサイダーもアウトサイダーも、総じてグラフィティに対して硬直した視座ばっかやと。それを対抗(against)するのに持ち出すのが「グラフィティ」と「ストリートアート」の区分けで、前者は様式美的だけど後者は寛容的でガンガン作品論を書けるぜ、と。ここで筆者は、割と明確に後者を支持してる気がした。そして個別の作品論がどれも鼻血出るんじゃねーのって位面白い。あと余談やけど、「価値共同体の乱立による閉塞感」ってゆー問題意識は『視覚文化「超」講義』と共通してると思いました(小並感
アゲインスト・リテラシー ─グラフィティ文化論 Against Literacy: On Graffiti Culture
- 作者: 大山エンリコイサム
- 出版社/メーカー: LIXIL出版
- 発売日: 2015/01/26
- メディア: 単行本
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