【読んだ】『里山資本主義 日本経済は「安心の原理」で動く』

里山資本主義 日本経済は「安心の原理」で動く (角川oneテーマ21)
マクロ経済の話はよくわからんが「リフレ派ぐう無能、産業転換はよ」って文脈で田舎推してる訳で、「田舎暮らし=高付加価値商品=小金持ちの道楽」ってのを割と認めてると思う(し、批判の多くはここを読みはぐってる)。皮肉ではなく「小金持ちの財力で資源活用させましょ」って話で、眠ってる資源は木材だけじゃなく「黙ってりゃ使われずに死なれる個人貯蓄」なんよね。多分経済学じゃなく政治学として読んでも面白くて、橋本努の『ロスト近代』の話ってこんなだった気がする(うる覚え)。しかし「田舎に移住」って何故こんなに反発招くんかねー