【読んだ】平田オリザ『わかりあえないことから──コミュニケーショ

わかりあえないことから──コミュニケーション能力とは何か (講談社現代新書)
■コミュニケーションを考える時に、往々にして有用性のみで考えがちだけどそれは違う(もしくはもうそれではやっていけない)よね、と。きちんと政策にコミットしてたり、各分野の知見をくまなく見ていたり、この人はすごくえらい人だなーと思った(みんな言ってますけど)。

■会話」と「対話」の区別について。

・会話:カンバセーション
→価値観や生活習慣なども近い親しい者同士のおしゃべり。

・対話:ダイアローグ
→あまり親しくない人同士の価値観や情報の交換。あるいは親しい人同士でも、価値観が異なるときに起こるその摺りあわせなど。

■コンテクストを理解する事の必要性。「冗長率」の操作。