【読んだ】佐々木毅『アメリカの保守とリベラル』

アメリカの保守とリベラル (講談社学術文庫)
多分2度目。クリントン政権が生まれた翌年の1993年刊。名著とは言われるけど基本は時事的。レーガンが失敗してからクリントン政権の誕生までの流れを、主にイデオローグの言説を追う感じで。70〜80年代に基本的に保守もリベラルも潰れたけど、多分この本では「保守は血迷ったけど一応リベラルはネオリベという対案を出してきた」的なストーリーにしてる気がした。ライシュはここでもとてもよくデキる子とされていた。トランプ云々の話に繋げるには足りない感じ。ハウスオブカードのブースターとして期待したけどそれはまーまー。続編はよ。

アメリカの保守とリベラル (講談社学術文庫)

アメリカの保守とリベラル (講談社学術文庫)