【読んだ】黒瀬陽平『情報社会の情念―クリエイティブの条件を問う』
■再読。マインドマップ的に散逸的な題材を接続する手つきは鮮やか。あまり良い読み方とは言えない事はわかりつつも、前半はポケモンGO、後半はシンゴジラと、色々社会的な事象と関連付けざるをえない感じ。とゆーか多分両者の作り手がこの手の言説を明らかに意識しているんでしょーね。
■以下備忘録をば。〈配信型ソーシャルゲーム→メンテナンス、運営の思想→デイリーミー的な閉鎖性→偶然性、創発性→天井桟敷、市街劇→「制作の思想」と「運営の思想」の接続→負の拡張現実→岡本太郎、明日の神話→情念定型→キャラクターとキャラ、キャラクターのおばけ〉
情報社会の情念 クリエイティブの条件を問う (NHKブックス)
- 作者: 黒瀬陽平
- 出版社/メーカー: NHK出版
- 発売日: 2013/12/20
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログ (12件) を見る